Windows 10への月一回家計簿のインストール

 Windows Vista以降のOSでは、セキュリティ強化機能としてUAC(User Account Control)がサポートされました。このため、管理者権限が与えられているユーザーも一般ユーザーと同様に、フォルダーに対してのファイルの書き込みが制限されたり、ファイルの保護が行なわれ、更新ができなかったりします。
 Windows 10ではUACがより強化されたようで、今までエラーとならずに操作できていたことが、できなくなったりします。例えば、設定用ファイルの修正・書き込みがUACによりエラーとなったりします。
 これらのエラーに対処する方法には下記のように、いくつかの方法があります。いずれの方法を取るかは、ご利用している環境に合わせて対応してください。

1)Program FilesやProgram Files (x64)下のフォルダにインストールしない。
 この方法がもっとも簡単であり、かつ確実で、UACによる問題が起きません。
 UACの初期状態では、Program FilesフォルダやWindowsフォルダ内へのファイルの書き込みや更新に対して保護を行ないます。そのため、設定ファイル(.iniファイル)等の書き込みができなくなったりします。上記のフォルダではなく、ドライブ直下のフォルダ(例えば、"C:\月一回家計簿"など)にインストールするだけで、この問題を回避できます。

 以下の方法は、Program FilesやProgram Files (x64)下にインストールしたときの対処方法です。

2)ユーザーにインストール先フォルダへのフルコントロール属性を与える。
 インストール先フォルダにユーザーのフルコントロール属性を与えると、設定ファイル等の書き込みができるようになります。Windows 10でフルコントロール属性を与えるには、以下のような操作を行ないます。
(1)エクスプローラを起動してインストール先のフォルダを表示する。
(2)そのフォルダを右クリック後、表示されたポップアップメニューから[プロパティ]をクリックする。
(3)「(フォルダ名)のプロパティ」ダイアログボックスが表示されるので、[セキュリティ]タブをクリックする。
(4)[編集]ボタンがあるのでクリックする。
(5)「(フォルダ名)のアクセス許可」ダイアログボックスが表示されるので、ユーザー名のリストから「Users」を選択後、下のアクセス許可から「フルコントール」をクリックする。
(6)「OK」ボタンをクリックして終了する。

3)管理者権限で起動する
 管理者権限でプログラムを実行することで、UACの問題を回避できます。セキュリティー上、この方法がいちばん良いのかも知れませんが、いつも[ユーザーアカウント制御]の確認ダイアログボックスが表示され、その煩わしさは避けられません。
 管理者権限で実行するには、プログラムアイコンを右クリックし、ポップアップメニューから[管理者として実行]をクリックします。プログラムへのショートカットのプロパティで、[管理者としてこのプログラムを実行する]チェックボックスにチェックを付けておけば、確実に管理者権限で実行することができます。

4)UAC機能を無効にする
 UAC機能は、ウィルスやスパイウェアなどに対抗するために追加された機能です。お使いのパソコンがネットワークから独立していて、かつ、正体不明のプログラムは絶対にインストールしないことであれば、UAC機能を無効にしても大丈夫かも知れません。

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